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ロシアンブルーのCFAブリードプロファイル
ロシアンブルーの写真
2002-2003 Best of Breed
GC, BW, RW PLATINA LUNA'S DREAMTIME
Female Photo: (c) Larry Johnson
 ロシアンブルーの起源はあまり詳しく分かっていません、しかし、それに関する伝説は数多く存在します。多くの人々が、ロシアンブルーはロシア北部のアーケンジェル島が起源の自然発生種だと信じています。伝説によれば、ときとしてビーバーやアザラシの毛皮にも匹敵する豪華なダブルコートのために、この美しい動物は罠で捕まえられていたそうです。元はアーケンジェルキャットやフォーリンブルーとして知られていますが、1860年代に水夫たちによってアーケンジェル島からイギリスや北欧に連れてこられたと伝えられています。ロシアンブルーは、ロシアの皇帝が飼っていた皇室の箱入り猫だったとかヴィクトリア女王のお気に入りの猫の子孫であるという言い伝えもあります。

 1875年にイギリスのクリスタルパレスでアーケンジェルキャットとして初めてショーに出陳された時、もともとのロシアンブルーはブルーキャットのクラスで競われました。1912年になるまで、ロシアンブルーは独自のクラスで競われることはありませんでした。ロシアンブルーの発祥から第二次世界大戦後まで、イギリスとスカンジナビア半島のブリーダーは当時ロシアンブルーの基礎となる血統を作り上げるために努力しました。ロシアンブルーは早くも1900年にはアメリカに輸入されるようになったにもかかわらず、第二次世界大戦後に至るまで、アメリカでこの猫種に関する活動の記録はあまり残っていません。アメリカのブリーダーは、豪華で銀色に輝くコートをしているイギリスの血統と、エメラルドグリーンの目とフラットなプロファイルをしたスカンジナビアの血統とを融合して、現在知られているロシアンブルーを作り出しました。1960年代になると、ロシアンブルーは人気が出て、キャットショーでも一般家庭でも好まれるようになっていきました。

ロシアンブルーの写真
2002-2003 Second Best of Breed
GC, RW PAVLOVA STEVIE RAY VAUGHN
Male Photo: (c) Larry Johnson
 ロシアンブルーは、他の猫種と簡単に見分けられる、ジェントルな猫です。ロシアンブルーのもっとも目立つ特徴は、短く、均一に密生したコート、先端が銀色に染まった輝くブルーのカラーといえるでしょう。このシルバーのティピングがあることで、ロシアンブルーの銀色にきらめく輝く外見は、自然光のもとでもっともよく輝きます。コートが密生しているので、被毛は立っていて、平らに撫でるまでは、毛を逆撫でるとその跡をたどることが出来るのです。ブルーの被毛の可愛らしい対比のもとで、ロシアンブルーは大きく、丸く、間隔が広く、鮮やかなグリーンの目をしています。頭部は、幅広く中位 の大きさの楔形で横顔は扁平で、コブラのような形と評されることがあります。大きく尖った耳の基部は広く、頭の両側に向かって突き出ています。ロシアンブルーのボディは、華奢で、長く、堅く筋肉質です。その洗練された外見と上品な身のこなしは、ロシアンブルーの外見に威厳をもたせています。

 ロシアンブルーの美しさに惹き付けられる人々は、この気取らない猫の気質にも同様に魅力を感じています。ロシアンブルーはおとなしく、清潔で、遊び好きで、愛情深い伴侶なのです。幾分内気な性格ですが、ロシアンブルーは自分が信頼している飼い主には、とても献身的で愛情深いでしょう。彼らはとても賢く、ドアを自分で開けたり、飼い主に狩りの仕方を教えることもあると報告されています。家の雰囲気に敏感なので、ロシアンブルーは泣いている赤ん坊をあやすために道化の役を演じたり、飼い主が落ち込んでいるときはその気持ちを明るくするために飼い主の顔をのぞき込んだりすることもあります。この猫は子供たちや他のペットとも仲良くすることができます。

 ロシアンブルーは現代的な家庭には良い選択です、何故なら彼らはあまり手間がかからなく、忙しい現在の日常にぴったりフィットするからです。彼らは飼い主が留守の間一人遊びをして、飼い主が帰ってくれば満足するコンパニオンであるでしょう。ロシアンブルーの手入れは、爪切りと、被毛は普段手で撫で、時々櫛やブラシを入れるだけで十分なのです。多くのロシアンブルーが飼い主と共に過ごす時間を持つ時、櫛を入れられたりブラシをかけられることを楽しむように思います。

ロシアンブルーの写真
2002-2003 Third Best of Breed
GC, RW ROXANASTASIA'S VLADIMIR ANDROPOV
Male Photo: (c) Chanan
 初めのうち、ロシアンブルーはどこにでもいる灰色の猫にも見えますが、注意深く見ると、特別 な特徴がいろいろ分かるようになります。あたかもほほえんでいるような表情をしていますが、ほほえんでいる理由はは彼ら自身にしか分かりません。でも、その外見以上の本当のロシアンブルーの魅力は、可愛らしく、楽しく、愛情深い伴侶になり得る、他の猫には備わっていない独特の性格なのです。

※価格とタイトルについての説明は割愛します。
 タイトルについて詳しく知りたい方は、CFA JAPANまでどうぞ。


文責/ペグ・ジョンソン(Peg Johnson)
原文/CFA Breed Profile Russian Blue


※このプロファイルは、CFA本部のアリーンさんと文責者ペグへの承諾をとって掲載しています。 無断転載等は絶対に止めて下さい。
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